お母さん方によく質問されます。 なぜ、歯ならびが良い子と悪い子に分かれてしまうのでしょうか? 遺伝でしょうか? 現在、12歳から15歳の子43%に歯列不正が認められました。(平成23年厚生労働省) 原因は遺伝でしょうか?いえいえ、親からの遺伝は数パーセントであることがわかっています。では、本当の原因はなんでしょうか。 実は咀嚼回数が極端に減っていることが大きな原因です。つまり、毎日の食事で咬む回数が極端に減っているのです。なんと鎌倉時代の5分の1、江戸時代と比較しても3分の1に減少しています。(神流川歯科大学斉藤滋教授1990年) あごの骨の発育には咬むことであごの骨に力を加えることが大変重要であることがわかっています。
鎌倉時代と現代人のガイコツを見比べてみてください。あごの大きさの違いがはっきりとわかります。 あごの骨に歯は並びます。骨が小さければ歯は並びきることができません。
ここで覚えておいてほしいことがあります。実はあごの骨の発育の80%はオギャーと生まれてから小学校に入る6歳までのあいだに完了します。歯並びが悪い子はこの期間のあごの発育が足りない子です。
母乳は吸うことで出るのではありません。赤ちゃんはあごを一生懸命に動かしお母さんの乳首を刺激することで母乳は勢いよく赤ちゃんの口に飛び出します。この顎を動かすことが乳児のあごの発育にとても重要です。一方、哺乳瓶は吸う力で出てきます。吸うということはあごの骨の発育を抑えてしまう力として働きます。
大人と同じ食事を食卓に並べましょう。どうしても食べられないものをその中から抜いてあげるとよいでしょう。肉、野菜も食べやすいようにと小さく切ってはいけません。好き嫌いがなくなり、咬む回数が増えることがあごの骨を健全に発育させます。
水分で流し込んでしまい、咬む回数を極端に減らしてしまします。また、唾を作る唾液腺の発育を悪くなり、唾の出が悪くなるためなおさら水分がないと食べることができなくなってしまします。
ベロの先端は上の前歯の後ろにいつもついているのが正しい状態です。一日に何百回と飲み込みますが、その時にベロが上の前歯を押すことがあごの発育に大変重要です。
以上は、すべて生まれてから6歳までの間にあごの発育を良くするために大事な習慣です。
残念ながら、前歯の永久歯が生えてきたときに歯並びが悪くなります。 40%のお子さんがこの状態なのです。 しかし、犬歯が生え変わる10歳までに対応を取れば大丈夫です。 発育が足りなかった分だけ、子供用の床矯正装置を使って、その子本来のあごの大きさにしてあげれば解決します。 前歯4本が生えた時点で歯並びが悪くなるか、良くなるか判断ができるのです。 この時点で歯並び治療を行えば、非常に容易な治療で終了します。 そして一生の財産になります。
歯列矯正に最も適している時期についての取材記事になります。こちらもご一読くださいませ。
歯列矯正に最も適している時期って、実は6歳から10歳だって知ってました?(その1) 歯列矯正に最も適している時期は、実は6歳から10歳だって知ってました?(その2) 歯列矯正に最も適している時期は6歳から10歳だって知ってました?(その3)
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小学校3年生の女の子。前歯の歯並びがいやだといって、やってきました。 一生懸命装置を入れて、1年半後にはきれいになりました。この子は、きれいな歯並びの女性、という人生を自分で選択しました。 なにごとも、早めの治療であれば短期間で終了します。
1つ目の装置 6万円 2つ目以降 3万円
です。 治療例のお子さんは上の歯の治療だけ行いました。 使用した装置は合計3個。 6万円+3万円+3万円 合計12万円 です。
当医院でも、永久歯列の矯正治療には60万円以上かかります。 早期の治療であれば、歯を抜かずに、短期間、治療費も抑えることができます。
お口「ポカン」は、お子様の健康な発育を妨げることをご存知ですか?
「おなか」と「のど」は絶対に冷やしていけないと言われています。それは、「おなか」と「のど」は免疫に関わる大切な場所だからです。 お子様が「お口をポカン」と開けているとき、実は“口呼吸(くちこきゅう)”をしている状態です。 口呼吸をすると外部の冷たい空気がダイレクトにのどにあたり、急激に冷やしていきます。鼻から空気を吸う場合には、のどもとに来るまでに体温で空気が温められています。 つまり、口呼吸でのどを冷やすというのは、おなかを出して歩いているようなものなのです。 「口呼吸」は、アレルギーや発育不全を引き起こす原因になることに加え、免疫を著しく低下させ、将来的にがんになりやすい体質になるとも言われています。 その他にも、口呼吸には以下のリスクがあると指摘されています。 ・日常的な口呼吸は口腔乾燥を引き起こし、唾液の機能低下から「むし歯」や「歯肉炎」「口臭」を引きおこす可能性があります。 ・アレルギー性鼻炎、口蓋扁桃肥大などの原因が絡み合っておこり、さらに口呼吸がそれらを増悪させる悪循環の元となることがあります。 ・顎の発育不全や歯並びへの影響があります。 ・睡眠時無呼吸症候群や、集中力の低下といった弊害に関する報告もされています。
将来、劣等感を持ったり、健康を損ねた後に矯正治療をするのではなく、第一期治療と言われる「小児」のうちにおススメしたいのが、取り外し可能なマウスピースをつかったトレーニングシステム《マイオブレイス》です。 小学生のうちに、この対策を適切に行い、お口の正常な機能と形態を獲得するために、そして、心身の健康のためにも大変有意義なものとなります。 特に、反対のかみ合わせ(うけ口)は、前歯が乳歯から永久歯に生え変わるまでに改善してあげれば、お子様の負担が少なくて済みます。成人してから改善しようとすると、外科的に出ている下あごを部分的に削除して、引っ込める方法をとることもあります。 実際、当法人のスタッフでも、3週間の入院と10時間に及ぶ手術を受けて改善したケースもあります。
このようなお子様の状況があればおススメします ・よくお口が「ポカン」と開いている。口呼吸をしているようだ。 ・出っ歯、受け口、歯並びがデコボコ・・・将来きちんと並ぶか心配 ・なるべく抜かずに矯正したい お口周りの筋肉バランス整えることで歯並びを改善していくのが、マイオブレイスの特徴です。筋肉のバランスが整うことで、歯並びの改善だけでなく、「正しい鼻呼吸」や「正しい飲み込み」「発音」にも効果があります。 装着時間は、夜間と日中1~2時間。学校や食事の時間は外せるので、日常生活への影響はほとんどありません。食事や歯ブラシの不都合もなく、とても快適な装置です。 痛みや違和感が強いワイヤー式の矯正に比べ、お子さんが感じる負担は大きく軽減されます。
・取り外し可能な装置のため、歯磨きもいつも通り行うことができ、衛生的。 ・金属アレルギーの心配がありません。 ・柔らかい素材でできており、口腔内を傷つけることがありません。 ・治療費が安くおさえられます。
・出っ歯 ・前歯の凸凹 ・受け口 ・前歯が開いている ・かみ合わせが深い
歯並びが悪い小学生はなんと40%です。 虫歯がある子はどんどん減っているのに歯並びの悪い子はどんどん増えている。 歯並びが悪くなるのは顎の発育の結果です。 顎の発育は5歳までに決まってしまいます。 これからは虫歯予防だけでなく、 「はならび予防」です。 大切なお子さんの歯並びが悪くならないように、 できれば4歳までに「無料歯並び相談」をご活用ください。
スマイル10デンタルクリニックでは、LINEでの無料相談が可能です。症状やお悩みから、お子様に適した具体的な治療方法・メリット・デメリットなどのアドバイスを差し上げます。
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