われわれ医療法人社団SEDの理念は 「患者様に上質な歯科医療を提供し、患者様が素敵な笑顔で生活できるお手伝いをすることを通じ、医療法人の発展とスタッフの物心両面の成長を追求する」 ことです。
我々が考えている患者様に提供する上質な歯科医療とは、一言で言えば、長持ちをさせる治療です。さまざまな歯科治療の平均使用年数は実は6.9年という口腔衛生学会という学会誌に掲載された論文に示されているように、一度治療した歯は、残念ながら、年数がたつと、一度治療したところから再び悪くなり、再治療が必要になることを我々歯科医師はとても多く経験します。その原因の多くは、詰め物やかぶせものと歯をくっつけているセメントが年月をかけて少しずつ溶け出してしまい、そのわずかな隙間に細菌が侵入することで、再び虫歯ができてしまうことです。 これを繰り返すことで、残念ながら最終的には抜歯することになり、その結果平均的な日本人の現状をみると、62歳ごろから急激に歯の数が減り始め、80歳になるとお口の中に残っている歯は10本を切っているのが現状です。
上質な歯科医療を通じて、80歳になっても自分の歯でしっかり噛んで、なんでも食べることができる食生活で、健康な体、素敵な笑顔で毎日を送り、その結果として、膨大し続けている日本の医療費の大きな削減につながり、これからの日本をになう今のお子さんたちへの負担の軽減につなげたいと、切に願っています。
※休診日:金曜日、ヨツバコ休館日