(医)SEDの山口です。今日は、みなさんからよく受ける「虫歯を削るのは嫌だ、虫歯ができない方法はないですか?」という質問にお答えします。歯科医院というと皆さんのイメージは、「痛い」、「怖い」、「行きたくない」などなど、けして足が向く場所ではありませんね。私が子供の頃、今から40年ほど前は虫歯が氾濫している時代でしたから幼稚園児だった私もご多分に漏れず虫歯の痛みをいやというほど経験してきました。歯医者に行く時のドキドキする気持ち!を40年たった今でもはっきりと覚えています。自分が経験したあんな気持ちを小さいお子さんに経験してほしくない、そんな気持ちがSmile10デンタルクリニックの診療の根本にあることは間違いありません。大学を卒業し歯医者になってからの5年間、もう20年近く前になりますがライオンさんなどから資金提供を受け大学で虫歯予防の研究に従事してきました。当時はどちらかというと歯科界は予防よりも治療が先行している時代でしたので予防を研究する歯科医師は少数派でしたが、とても充実した5年間でした。そこで培われたものは、「病気にはならないように予防する。」ことです。私の歯科医師としての根っこはここにあります。
・歯並びが悪くならないようにするための0歳児からの食育。万が一お子さんの歯並びが悪くなってしまったら、9歳までに簡単な歯列矯正で改善させる。
・虫歯、歯周病にならないように4か月に一度の定期的なメンテナンス
・虫歯で治療をしなければならなくなってしまったとき、治療後その歯が再び虫歯にならないようにする。そのために、マイクロスコープを使用して確実に虫歯を除去し、適合の良い詰め物を入れることで長持ちさせること。歯の根っこの治療も同様です。(一度治療した歯の平均耐用年数はたったの7年といわれています。)
今後も、「虫歯にはならないように予防する。」ための情報を発信していきます!